「サムライせんせい」市原隼人の大胸筋を見て改めて筋トレの目的を考えてみた
学生時代ほどではありませんが、邦画も結構観るんです。
三船敏郎のドキュメンタリーも良かったし、岡本喜八作品はやはり見応えありました。
そこで今回はこれ。
「サムライせんせい」
幕末・明治維新150周年記念の作品なんです。
舞台は高知。
土佐勤皇党の武市半平太が現代にタイムスリップして、学習塾で教えるようになるというストーリーです。
1.いい面構えのサムライ市原隼人
突然、武市半平太が侍の格好で現れる。
と言っても半平太が牢屋に捕らわれていた時にいきなりタイムスリップしたものだから、着流しで無精ひげ、結構、汚いです。
(後には羽織袴でビシッとした侍姿を見せてくれますよ)
でも現代の高知の人々は半平太と会った瞬間、「あっサムライ!」ってちゃんと呼ぶんです。
ありえないだろうっ?!て思ったけど、まあいいか・・・
半平太を演じるのは市原隼人。
TVドラマ「ROOKIES」の安仁屋ですね。
TVドラマでいえば、それと印象に残っているのは「カラマーゾフの兄弟」の黒澤勲 役。
背は決して高くはないけどなかなかいい面構えの若手で気になっていたんですよ。
2.自重トレの目的
彼、大胸筋が張り出して結構いい体していますよね。
この大胸筋を大きくするのは筋トレの主目的の一つでしょう。
それにはバーベルをあげるのが近道なんでしょうけど、私の場合、筋肉を大きく膨らませようという目的はないのと、筋肉として役に立って(機能的で)かつ見た目も格好良くないといけないと考えているので、自重トレを主にしています。
各種の筋トレが一台でできるマシーンに憧れていた時期もありました。
結構、高価な物ですし場所も取りますから、それは無理とあきらめて、でも自重トレであろうと効率・効果を高めるために多少の器具(プッシュアップバー等)は使用しています。
このあたりは筋トレをする目的と自身の置かれた環境によるのでどちらがいいとかいうことではないですよ。
3.ディップスの効果
ところで大胸筋の下部の方が発達し、その下側の部分(お腹ですね)との区別がくっきりつくようになると見た目も美しくなります。
そこで大胸筋の下部を鍛えるのに効果的なのが、体を支え斜め下へおろしていくディップスです。
ディップスのバーをつかんで体を持ち上げますが、その際、上半身をやや前方へ倒すようにしてバランスを保つ。
そのまま腕を曲げ伸ばしする(体を沈ませて引き上げる)と主に大胸筋の下部が鍛えられます。
これを体がまっすぐ突っ立ったまま行うと効果がないので注意しなければいけません。
そして大事なのは、この時も呼吸を止めないということ。
体を沈ませるときに息を吸い込み、体を引き上げるとき(力を入れる時)に息を吐きだします。
4.高知が舞台
本作は高知が舞台です。
高知の自然が美しいですね。
緑に海の青。
そして海と言えば桂浜!
私、高知には幼少期に行ったきりなので、この映画を観て是非また行ってみたくなりましたよ。
終盤、半平太は、再び幕末へタイムスリップします。そして・・・
ラスト近くで語られる、彼の描いた絵に関するエピソードもほんわかして良かったですよ。
そうなんです。
この映画、ほのぼのとして心温まる作品になっています。
「それでいいのだ!」という気分になりましたよ。
設定が設定だけに、突っ込みどころ満載ですけど、それも脇へ置いておきましょうか・・・
ところで、高知を舞台にした映画と言えば「祭りの準備」(1975年)が特に印象に残っています。
これもなぜか不思議に明るい雰囲気の作品でしたけど、高知の持つ空気のなせるわざでしょうかね・・・
ところで本作の原作は黒江S介氏による漫画ですが、調べてびっくり?!
大阪出身の女性なんですって・・・
5.サムライ先生 作品概要
作品概要
作品名:「サムライせんせい」
2018年公開
監督:渡辺一志
原作:黒江S介「サムライせんせい」(リブレ刊)