映画は心の筋トレ

子どものころ観たゴジラ映画に始まって今も観続けている映画の備忘録

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

1974年のジャーマンスープレックス.....「デッドプール」

「デッドプール」は「デップー」の名でも知られる、マーベル・コミックを基とした作品です。 「X-MEN」の映画シリーズとして累計8作品目となります。 1.1974年のジャーマンスープレックス 1)1974年3月19日 1974年3月19日といえば、蔵前国技館(懐かしいで…

法廷ドラマと思っているとちょっと違いますよ.....「告発」

アルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだという実話に基づく映画ということなんですが、史実にどこまで忠実に製作されたのかという点に関しては疑義があるようです。 アルカトラズ島は南北戦争(1861‐1865)の前後から監獄としての役割も果たすようになり、そ…

映画監督の頭の中を覗いてみたい.....「月に囚われた男」

1.映画監督の頭の中を覗いてみたい 1)2001年宇宙の旅 「2001年宇宙の旅」(2001:A Space Odyssey)(1968)を初めて観たのは確か、中学生か高校生の時だったか。。。 勿論、映画館で。 難しかったですね。。。 「あの黒い板」は何? 何かの象徴?? とい…

スチールブックは収集したくなりますよね.....「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」

映画をDVDやBlu-rayで視聴することも多いのですが、最近、耳にするのがスチールブック。 何のことかわからなかったのですが、要は、Blu-rayディスクを金属製のケースに収めているんですね。 普通のプラスチックケースと違って、パッケージデザインとか質感と…

何故か家に黒板があって...「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」

本作は1966年(昭和41年)に公開された映画で「ゴジラシリーズ」第7作。 製作は東宝、併営は「これが青春だ!」 1.何故か家に黒板があって... 1)映画の原点は「ゴジラ」 私の映画の原点はやはり「ゴジラ」映画にあると思うのですが、物心ついたとき、おそ…

「SPL/狼よ静かに死ね」先駆者ドニー・イェンを観て筋トレの方向性を考えてみた

本作でマー刑事を演じたドニー・イエンですが、当時、既にアメリカで人気のあった総合格闘技(MMA)や柔術などの要素をアクション映画にいち早く取り入れた先駆者と言えるでしょうね。 ドニー・イエンはエスクリマ(カリ)のナイフの使い方も研究していて、…

「KG カラテガール」高く美しいハイキックを観てジャックナイフ・ストレッチをしてみる

「KGカラテガール」は、ノースタント、ノーワイヤー、ノーCGを謳っています。 主演の武田梨奈と妹役の飛松陽菜の見せる空手アクションが面白い、というより絵になりますね。 武田梨奈は「ハイキックガール」(2009年)でデビューしましたが、それより彼女、…

「キック・アス」ヒット・ガールの軽やかな動きを観てモンキーウォークをやってみる

「キック・アス」(Kick-Ass)は、さえない主人公の青年が何のパワーもスキルもないのに、覆面ヒーロー「キック・アス」を名乗って正義のために戦うという話。 ここに、これまたヒーローの格好をした結構、エキセントリックな父娘が絡んでくる。 父が「ビッ…

「ダニー・ザ・ドッグ」受け身をとれるようになるためジャンピングプッシュアップする

「ダニー・ザ・ドッグ」(Danny the Dog) なんで「犬」なのかなと思っていましたが、主人公のダニー(ジェット・リー)が幼いころにさらわれ、まるで闘犬のような格闘マシーンに育てられたから、なんですね。 役柄のせいもあるでしょうけど、とても荒々しい…

「マッハ!!!!!!!!」ムエタイの回し膝蹴りを観てフロッグジャンプしてみる

タイのアクション映画も結構あるのですね。 主演のトニー・ジャーの名前は聞いたことがあったし、立ち技最強のムエタイを使ってどこまでアクションができるのかにも興味があったんです。 本作は、「ノーCG、ノースタント、ノーワイヤー」が謳われていますが…