映画は心の筋トレ

子どものころ観たゴジラ映画に始まって今も観続けている映画の備忘録

2021-06-18から1日間の記事一覧

「孤狼の血」若手エリート刑事が覚醒する

昭和63年(1988年)広島の呉原市という架空の都市を舞台に、暴力団抗争の火種となる金融会社社員の失踪事件を追う刑事たち、対立する二つの暴力団の抗争、暴力団と警察との癒着などを描く。 この手の映画は「仁義なき戦い」(1973)はじめ、何本も製作された…

「ライリー・ノース復讐の女神」空白の5年間を描いてほしかった

本日の映画は「ライリー・ノース復讐の女神」 女性が強くなって復讐のために戻ってくるという私の好みのストーリーです。 1.戦闘マシーンとなったライリー 平凡な主婦であった時のライリーとはその表情も立ち居振る舞いも全く異なっていた5年後のライリー…

「ジョン・ウィック:パラベラム」らしくなくなってきたジョンウィック

「ジョン・ウィック」(2014年)「ジョン・ウィック:チャプター2」(2017年)に引き続き2019年公開の第3弾。 コンチネンタル・ホテルでルール違反の殺しを犯し、追放処分を受け懸賞金1400万ドルをかけられた殺し屋ジョン・ウィック。 彼は懸賞金を狙う全世…

「ダ・ヴィンチ・コード」一幅の絵画は千の言葉を語る・・・らしい

先日「インフェルノ」を観たことだし、これは第一作の「ダ・ヴィンチ・コード」は是非、観ておかなければならんでしょう、ということで。 しかしこの手の宗教関連、キリスト教関連のものは苦手ですね。 そもそも基礎知識が備わってないし・・・ 謎解き、暗号…

「ザ・ファブル」後半のテンポの良さとよく鍛えられた岡田准一

本作はその作品に対する評価が結構、高かったようですが、でもさほど期待せずに観ることに。 冒頭の料亭のシーン。 いかにも外国の映画に出てきそうな変に日本的なものを(どぎつい色合いも)強調した料亭の作りになっていて、ここはややうんざり。 本作は日…

「サムライせんせい」市原隼人の大胸筋を見て改めて筋トレの目的を考えてみた

学生時代ほどではありませんが、邦画も結構観るんです。 三船敏郎のドキュメンタリーも良かったし、岡本喜八作品はやはり見応えありました。 そこで今回はこれ。 「サムライせんせい」 幕末・明治維新150周年記念の作品なんです。 舞台は高知。 土佐勤皇党の…