映画は心の筋トレ

子どものころ観たゴジラ映画に始まって今も観続けている映画の備忘録

「エクストラクション」ジーナ・カラーノの異様に発達した太腿を観て内股を鍛える方法を考えた

「エクストラクション」ジーナ・カラーノの初主演作から3年後の作品。

本作においては、彼女は主演ではありません。

主役のハリー・ターナーCIA捜査官の元恋人でもある、CIA捜査官という役どころ。

なので彼女のアクションシーンは多くない。
というかとても少ないです。

が、それでも見どころはあります。
ジーナ・カラーノは地味だけど、本当に効きそうな技をさり気なく使ってくれるので、一瞬も見逃せません。

とても興味深い女優さん(格闘家)なんです。

1.ジーナ・カラーノのアクション見どころ

両腕を縛られ監禁された状態で、相手の首を両足で締め上げるシーン。

首に直接、絡んでいるのは足首部分ですが、彼女、太腿が異様に発達しているので、その両足で思いっ切り締め上げられると、これはかなり効くだろうなあ、という気がします。

作中では勿論、相手は首を絞められ気絶するわけですが。

このシーンを観てて、内股というのをいかに鍛えるべきだろうかと考えました。

2.内股をいかに鍛えるべきか

例えば、O脚を改善するには内股を鍛えるのが良いのです。

O脚というのは脚が内側に捻れていることで起こりますが、こうなるとインナーマッスル腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)が使えなくなります。

このインナーマッスルが使えなくなると、脚が上がらなくなってつまずきやすくなったり、歩き方がペタペタ歩きとなってしまい、歩く速度も遅くなるんですね。

上半身と下半身をつなげる筋肉なので、ここが弱いと腰痛、股関節痛などのトラブルにもなりかねません。

3.内股の筋肉

内股の筋肉というと内転筋群、つまり恥骨筋、大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋といった太ももにある小さな筋肉の総称です。

内転筋群というのは股関節の内転動作、股関節の内旋、股関節の伸展に関係しています。

内転筋を鍛えるとO脚の改善ほか、下半身が安定するため、運動機能も向上するということになりますよ。

4.内股の筋トレ

1)ワイドスタンススクワット

内転筋の筋トレというのはあまり馴染みがありませんが、まずもっともシンプルなのがワイドスタンススクワット。


通常のスクワットよりも広く足の幅をとります。
感触として肩幅の2倍〜3倍でもいいのではないでしょうか。

足を広げて腰を沈めて立つだけで、内股に少し痛みを感じるくらい。
あとは通常のスクワットと同様に、膝が爪先よりも前に出ないことだけは注意して取り組みます。

2)アダクション

それから寝転んでできる筋トレにアダクションというのがあります。

床の上に横向きに寝る。
例えば左側を下にして寝転んだとする。
上側に来た右足を曲げて左足の前に置き、右足裏は床に着けておく。
位置としては左足の太もも、膝より少し上の方あたり。
左腕は肘で体を支え顔は真っ直ぐ正面を見る感じ。
右腕は左腕のそばに手をつきバランスを取るようにします。
そこから左足を伸ばしたまま限界まで上げる。


この時、腰に痛みがあるようなら、少し体を後方に倒すようにしてバランスをとると、左足の内股だけに痛みを感じるはずです。

そして注意すべきなのは内股を意識して、反動を使わずゆっくりと動作すること、です。

3)バランスボール

それから作中でジーナがやっていたように何かを両足で思いっ切りはさむ、というのも筋トレになります。

仰向けに寝てバランスボールや、クッション、枕などを両足ではさみ、そのまま両足を浮かせる。
そして両足で思いっ切り強くはさむ。
そして緩める。
これを1セット20〜30回程度でしょうか。

それから例えば、爪先立ちで歩くのも内転筋に効果があるので、常に意識してこういう筋トレを日常的に取り入れたいですね。

5.エクストラクション 作品概要

作品概要

作品名:「エクストラクション」

2015年公開
監督:ステイーヴン・C・ミラー

ヴィクトリア・フェア - ジーナ・カラーノ