映画は心の筋トレ

子どものころ観たゴジラ映画に始まって今も観続けている映画の備忘録

「ターザン:REBORN」ゴリラ体型は目指したい一つの形

「ターザン映画」は昔観た記憶があります。

ジョニー・ワイズミュラーでしたね、主演は。

彼は水泳選手でした。

さて今回の映画ですが、当然、動物たちも出てくるしCG満載であろうし、ストーリーも荒唐無稽でも全然構わないです。

ターザン役はアレクサンダー・スカルスガルド
見事な筋肉美を披露してくれます。

専任のトレーナーをつけてジムで数ヶ月鍛え、食事制限もしたそうですよ。

ただ、動物に近くなろうと考えたそうで、いたずらに大きな筋肉をつけたわけではなかったそうなんです。

本作では定番の木の蔓から蔓へと渡っていくアクションも見せてくれますし、走るシーンも含め、軽やかでしなやか、流れるような動きを見せてくれます。

部族の若者達と共にジャングルを走り、木の枝から枝の上を疾走するシーンは、本当に身軽で美しいんですよね。

1.ターザンの見せる片手懸垂

冒頭、いきなりですが、印象に残ったのは、ターザンが木の枝に片手を掛け、そのまま片腕の力だけで体を持ち上げ、ジェーンが待つ木の枝に登ったシーン。

それもいとも無造作に。

これはまさに片手懸垂ですね。

普通できませんよ。こんなの。

しかもこんなに軽々と。

びっくりしました。

懸垂も10回以上の回数をこなせるようになると、次の目標は片手懸垂でしょうか。

両腕で全体重を支えていたものが片腕だけになるので負荷が倍かかってくるということになり、難易度は一挙に上がります。

2.片手懸垂の前段階として

そこで一挙に通常の懸垂から片手懸垂に移行するのではなく、その前段階で少しずつ難易度を上げていくという方法があります。

1)第一段階

まず第一段階、バーを握らない方の手は、バーを握っている方の腕の手首を握る というやり方。
バーは片手で握ってはいるものの、実は両腕で体重を支えていることになるので、比較的、容易なはずです。

2)第二段階

次に、逆手で片手懸垂を行います。

これは、順手よりも逆手の方が数段やりやすい、ということなんです。

またこの時、足の反動を使っても構わないので何とか顎をバーに持って行くようにします。

コツとしてはバーをつかんでいない側の肩をもう一方の手の方に近づけていくようなイメージで行うといいですよ。

3)第三段階

最後は順手で片手懸垂を行いましょう。

3.片手懸垂のための筋トレ

片手懸垂が出来るようになるための筋トレとしては、やはり前腕筋群を鍛えるものがあると思います。

もっとも簡単なのが「グッパー運動」

両腕を前に真っ直ぐ伸ばし、手の平を思いっ切り広げる、そしてグッと力を入れて拳を握る、これの繰り返し。
簡単そうですが、これを連続100回となると、かなりきついはず。

この時注意すべきなのは、グーとパーの形をしっかり作ること。
パーは手の平を思い切り広げ、グーはしっかり握る、とメリハリをつける。
そして急いでやらない。
両腕は前に真っ直ぐ伸ばした状態を維持する。

どの筋トレもそうだが、正しいフォームでゆっくり行うということがとても大事なんです。

それとこういう体を引き上げるタイプの筋トレをやる都度、つくづく思うのが、体重を減らすべき、ということなんですよね。

筋力が変わらないとしても、支えるべき体重が軽ければ、筋トレがより容易になるはずなんですが、これが頭ではわかってはいてもなかなか難しいのです。

ディップスでも懸垂でも自分の体重が重いなあ、と感じるうちはマダマダだということです。

ターザンに出てくるゴリラ達の体型を観て(極端に上半身が発達しています)、この体型が目指すべき一つの理想形だろうと改めて思いましたね。

4.ターザン:REBORN 作品概要

作品概要

作品名:「ターザン:REBORN」

2016年公開

監督:デヴィッド・イエーツ

ターザン:アレクサンダー・スカルスガルド
ジェーン:マーゴット・ロビー