映画は心の筋トレ

子どものころ観たゴジラ映画に始まって今も観続けている映画の備忘録

「アリータ: バトル・エンジェル」宿敵を一撃で仕留めるエンジェル

本日の映画は「アリータ: バトル・エンジェル」

木城ゆきと」という方による漫画「銃夢」(ガンム)が原作なんだそうですね。

銃夢」という漫画のことは全く知りませんでしたが、映画予告編を観て、「何だこの主人公の顔は??」と興味をひいたわけです。

主役アリータを演じるのはローラ・サラザール

実写の彼女にCGを組み合わせているのでしょうか?

ローラ・サラザール自身も目が大きい人のようですが、本作のアリータの目はありえないほど大きいので、これは明らかにCGですよね・・・

1.一撃で宿敵を倒すアリータ

私個人的に一番お気に入りのシーンが、アリータが一撃で宿敵グリュシカを倒すシーン。

こういう格闘シーンでよくあるのがお互いに技を出し合い、殴り合い、倒れたと思ってもまた立ち上がって来て・・・と、延々と戦うというやつ。

そんな現実離れしたものを見せられても興ざめなのですが、本シーンでは、アリータがあっさり一撃で(ほんとに一撃!)宿敵を倒してくれてよかったです。

スカッとしました!

このシーンだけでも、本作を観る価値があるなと思いましたよ、私としては・・・

格闘シーンというのはホントにリアルに描いてくれないと説得力に欠けますよね。

現実には人は簡単に倒れます。

男なら急所を狙われたら、たとえ相手が子どもであってもこちらは悶絶してしまいます。

体というのは鍛えている部分以外はとてももろいのでそういう部分(いはゆる急所)を狙うのが本来だし、急所というのは人間の体の中に意外に結構な数もあって、そこを狙われれば一撃で倒れる、というのがリアルなんだと思うんですよね。

以下ネタバレあります。

2.意外にシリアスな作品

この格闘シーンに象徴されるかのように全編、意外にシリアスで全然、甘くないです、この映画。

恋人役のヒューゴも死んでしまうし。

甘ったるくなくて良かった。
私の好みです!

医師イドの妻、チレン役のジェニファー・コネリーが美しいです。
ちょっと眉が濃すぎるかなというのも愛嬌で?!

彼女は「ビューティフル・マインド」(2001年)で主人公ジョン・ナッシュの妻を演じてましたね。
同作でアカデミー賞助演女優賞を獲っています。

製作・脚本はジェームズ・キャメロンか・・・さすがですね。

3.アリータ: バトル・エンジェル 作品概要

作品概要

作品名:「アリータ: バトル・エンジェル」

2019年公開

監督:ロバート・ロドリゲス

製作・脚本:ジェームズ・キャメロン

アリータ: ローサ・サラザール
ダイソン・イド: クリストフ・ヴァルツ
チレン: ジェニファー・コネリー
ベクターマハーシャラ・アリ
ヒューゴ: キーアン・ジョンソン
ノヴァ: エドワード・ノートン(クレジットなし)
ゲルダミシェル・ロドリゲス(クレジットなし)