映画は心の筋トレ

子どものころ観たゴジラ映画に始まって今も観続けている映画の備忘録

2021-10-21から1日間の記事一覧

居間の暗闇で父は何を思っていたのか...「わらの犬」

本作は1971年製作のアメリカ映画で、日本公開は1972年4月。 サム・ペキンパーの代表作には「ワイルドバンチ」「ゲッタウェイ」「ガルシアの首」「戦争のはらわた」などがあります。 1.居間の暗闇で父は何を思っていたのか 1)再度、観たい映画 映画を観る…

やんちゃなこどもは秘密基地を作る.....「ぼくらの七日間戦争」

本作は1988年公開の角川映画作品です。 宮沢りえの映画デヴュー作で、彼女は、日本アカデミー賞の新人賞を受賞しています。 1.やんちゃなこどもは秘密基地を作る 1)いかだで川に漕ぎ出す 私が小学校1,2年生の頃の話です。 そうですね、もう何十年も昔…

ホラー映画おすすめ 実はホラーではない.....「クワイエット・プレイス」

本作は2018年公開のアメリカのホラー映画です。 宇宙からやって来た怪物、この怪物は盲目なんですが、極めて鋭敏な聴覚を有しており、それを利用して人間を食い散らかしていて、そんな荒廃した世界で生き延びていたのがアボット一家との対決を描いた作品です…

フィンランドへ留学する娘のためにも.....「俺はまだ本気出してないだけ」

本作は、小学館「月刊IKKI」に連載されていた、青野春秋(あおのしゅんじゅう)原作の漫画を実写化したものなんです。 主人公の大黒シズオ40歳が、何のプランもなく会社を辞め、突然、漫画家を目指すことから様々な事件を巻き起こすコメデイ作品です。 私、…

あに図らんや もう一転するとは.....「12人の優しい日本人」

本作は1957年シドニー・ルメットによるアメリカ映画「十二人の怒れる男」(12 ANGRY MEN)へのオマージュとして、「もし日本にも陪審制があったら?」という仮定のもと製作された作品です。 本家と同様にキャラの立った12名の陪審員が終始、一つの部屋の中で…